曲がった骨は戻るの??
- higashioomiya-hongou
- 5月12日
- 読了時間: 2分
更新日:5月14日

今日はあまり聞き馴染みのない言葉
『ウォルフの法則』と『圧電現象』について
ウォルフの法則とは
『骨の形は姿勢で決まり、骨の質は運動量で決まる』
というもの。
簡単に言うと骨は圧(外力)が強くかかる所ほど
骨の増殖が起こりやすく強く丈夫な骨ができる
逆に圧(外力)が小さい所ほど骨の吸収がどんどん起こり
薄く弱い骨になるというもの。
つまり臨床の視点から言うと
歪んだ姿勢でいればその歪みの方向に
骨はどんどん固まっていってしまう。
逆に言えば良い姿勢を取り戻させてあげれば
骨も良い位置に固まっていくというもの。
次に
『圧電現象』 ですがこれは、簡単に言えば
骨は曲がると電気を帯びるというもの。
少しわかりづらいかと思いますが
骨が曲がり凹側、凸側ができたとき、
そこには電気が発生し
凹側にはマイナスの分極が、
凸側にはプラスの分極ができる。
例えば骨折をしたときなどは、このマイナス側には
どんどん骨が形成されプラス側は吸収される。
そして骨は真っ直ぐになっていく。
つまり今回のこのふたつで何が言いたかったかと言うと
骨は姿勢による影響を受けている部分が多い。
そしてそれが変形などの度合いを強くさせている。
つまり姿勢等の改善ができれば
骨はまた元のキレイな形を取り戻すことも
可能なのかもしれないということです。
背骨が曲がっていて悩んでいる方がいらっしゃったら
少し希望が見えてきますね☆
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